自営業・開業・FX専業・・・貴方は何を望む？(2)

今回は前回日曜日につづきまして、起業・開業ネタです。


FXネタは全く出てきません。


今回は、以前に書きました「小資金でコンビニ経営」という謳い文句で募集されていた、フランチャイズオーナー募集のネタです。


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世の中失業者が炙られて・・あぶれて居ます。

今年は冬を越せないんじゃないか、と不安がる人達が沢山居ます。

自殺者もどんどん増えています。



政権交代すればきっと良いことある、世の中良くなる・・・




そんなのは幻想です。


そもそも政治家に何か期待すること事態が大間違い。


彼らは裕福な家庭に育ち、何不自由なく暮らし、周りから持ち上げられて今の地位を築いているわけですから、私たちのような庶民の苦労、食うや食わずの生活、そんなものとは無縁の天上界の人達なんです。


つまり


選挙のときしかイイ顔を見せないんですよ。


選挙さえ終われば後は野となれ山となれ～っ


てことで、庶民の生活等ほったらかしで自分や自分を支えるお金持ち達の為に働くわけです。


マスコミにしても同じです。


そういう部分は深く突っ込みません。


TVなんて信用してちゃ駄目です、新聞なんて信用してちゃ駄目です。


全て都合よく作られているだけですから。


例えば中小企業への援助と言う名目で中小企業緊急雇用安定助成金と言うのがありますが、これ、まもなく打ち切られます。


全て打ち切られると推定失業者は1000万人とも言われています。


つまり、今は援助によって社員への給料を払っていられるけども、援助が無くなったら払う事はできないので、全て首切り対象になるか、会社倒産になるか、どっちかを選択しないといけない企業が多数あるわけです。

逆に言えば1000万人の失業予定者を国が税金で保護している状態なんですね。

現在失業率は5.3％（2009/09)と発表されていますが、この失業予定者を加えると、日本の失業率は軽く15％を超えるわけです。



日本大パニックですね。


暴動起きそうですなｗ




まぁそうならないように、恐らく助成金は打ち切られないとは思いますけど、現在の日本はそういう綱渡り状態だという事です。


実際政府はどんどんあちこちの予算カットを実施しています、また税収についても当初の目論見をはずして、数兆円の税収減となるため、政府もパニック状態になっているようです。

そうなるとますます、あらゆる助成金などがカットされていくでしょう。


国会議員の月収200万円以上

を全く減らさずにね！


そんななか、貴方も貴方もリストラ一歩手前という状態であり、いつ何時会社から引導渡されるかわからない状態なわけです。


ということで、国が無策な状態の中、そういう危惧を抱いている方は、もういつ首になるか判らない状態で使われるのは嫌だ、そうだ自分で会社を起こそう、自分で開業しよう、な～んて夢を持たざるをえない状況に追い込まれるわけです。





貴方も起業・開業しませんか？





なんて甘い言葉のブログやサイト、または広告、沢山ありますね。




今回は「貴方も低資金でコンビニ経営してみませんか？」の話です。







前置き長すぎ！！！

(ノ｀Д´)ノ彡┻━┻



以前に低資金でのコンビニの経営の話をした事があります。あの時は話が長くなるので、かなり割愛して書きましたが、今回はその全容を書きます。



長くなるため、前編後編で・・・・・（まて）



それはとあるネット広告から始まります。



「貴方も50万円でコンビニオーナーになりませんか」


見たいな広告がありました。


以前聞いた事があるのですが、コンビニを開店させるためには、店舗費用からなにからで最低300万円以上かかるはずです。


例えば大手コンビニのセブンイレブンでは、自分で土地家屋を用意する場合は310万円程度、土地家屋をセブンイレブンが用意する場合は255万円程度となっています。


それを50万というのは余りに虫が良い話、これはなんだろう、と興味をもってクリックしたわけです。


ちなみに詐欺商法ではありません。相手は大手コンビニの一角、つまりセブンイレブンやファミリーマート等と並ぶ大手コンビニチェーン5本指の１つです。


説明会を行うので来て欲しいという事で、説明会の予約をし出かけていきました。


場所は大手コンビニチェーンの本社です。そこで低資金でコンビニ経営者になるための説明を受けるわけです。


低資金でコンビニ経営者になるためには、まず1年間、その大手コンビニチェーンの直轄店で研修を兼ねて勤務することになります。


「研修期間」中にマネージャーの資格をとったり、助成金の資格を貰うための下働きをするわけです。そして1年後には経営者になれるわけです。またこの期間中に研修やマネージャー資格を取るため、通常出店する際に要求される「研修費」が免除されます。


この研修期間ですが、最初の３ヶ月間は、月20万程度の給料がでます。もちろん控除がありますから手取りは16万円程度になります。


3ヶ月の研修が終わるとマネージャー資格を取らされます。無事にマネージャー資格を取ると、給料が5万円アップします。同時に店舗研修が開始され3万円アップし、合計28万円になります。


つまり20万円というのは最初の3ヶ月だけで、その後は28万円になり残りの期間を研修しながら勤め、1年以内に独立開業していただくというシステムになるわけです。


ここまではいいのですが、コンビニチェーンを経営している側は、こちらがマネージャー講習を受けて資格を取ると、早くフランチャイズオーナーとして独立して貰いたいというのが本音です。


経営サイドは、マネージャー資格を取ってもらえばあとはそれ以上養っておく必要は無いわけです。


直轄店とはいえ、普通にバイトを雇った方が人件費の節約になるのに、態々マネージャー資格を持った奴を何人も雇っておくなんて、人件費の無駄遣いそのものですから、意味ありません。



とっとと店舗を作って、そこで稼いで来い！



というわけですね。


さて、ここで問題。


経営サイドは1年間研修をすれば120万円の助成金を出すというわけです。これは1ヶ月の研修に付き10万円が毎月ストックされていくというシステムです。


つまり研修期間が長引けば長引くほど、経営サイドの負担は増えるわけですから、とっとと出て行け、というのは理屈に合っているわけです。


説明面接会の際に、私に説明していた人は露骨にこう言っていました。


「殆どの方が４－５ヶ月で出店しますね。」


例えば研修期間が4ヶ月だと、当然助成金も40万になります。助成金が減るという事は、すなわちオーナーの出資金が増えるわけです。


このコンビニチェーンでは、店舗をコンビニチェーンが用意するケースでは、フランチャイズオーナーは開店資金として最低370万円程度の出資が必要になります。

内訳は

加盟料　50万円
研修費　50万円
開店準備手数料　120万円
その他自己資金（仕入れ等）　150万円以上

となります。


研修を受けることで、「研修費」が免除されます。さらに「開店準備手数料」が研修期間に応じてカットされます。


助成金が減るという事は、即ち「開店準備手数料」がカットされなくなるということで、開店費用は加盟料50万円+カットされなかった「開店準備手数料」にその他自己資金になるわけです。


仮にここまではまだいいとします。


100万程度でコンビニのオーナーになれるならいいじゃないか


その他自己資金は仕入れやバイト募集、その他様々な支出がありますので、それに充てられますので、実質的には加盟料と開業資金手数料だけですので、それがさらに40万円以上減るわけですから、100万円以下なら御の字と思う方もいるでしょう。











世の中それほど甘くありません。














長くなってまいりました。

続きは後編へ・・・(´∀｀*)ﾉｼ





引っ張りますな～～～～～～っ♪♪♪


日曜ってほんとネタがないのよね～～～ｗ